2019年4月17日水曜日

Cisco Catalyst 2960でメーカーが異なる構成でVLANを構築する | ライタス株式会社

L2スイッチとしてCiscoは根強い人気ですが、ここのところ廉価版のラインナップが増えてきており、採用も増えているところですが、他社メーカーも低価格・高機能というものが増えて、選択肢が広がっています。
ネットワークは基本的には、同一メーカーでそろえていただくのが安定して構築できるので、おすすめしておりますが、要件によっては、メーカー混在環境での運用に切り替えざるを得ない場合があります。

今回は、VLAN設定でハマったので、その状況とともに、事例としてご報告したいと思います。

まず構成ですが、今回はCisco Catalyst 2960GとNetgear JGS524の組み合わせです。
Cisco Catalyst 2000番台は、基幹系でよく採用されるL2スイッチです。いろんなバリエーションがあるので、用途に合わせた購入を心がけたいですね。
Netgear JGS524はNetgearとしては、マネージドスイッチというジャンルで、L2のいろんな機能を管理画面から設定できるシリーズになります。








VLANについては、異種メーカー間で接続するためにIEEE 802.1Qという規格で通信します。通称dot1q(勝手にドットいっキューと呼んでます)で設定されていれば、基本的には通信できるはずです。
Catalyst2960シリーズは、基本的にはIEEE 802.1Qに対応しているようなのですが、たまに対応していないものがあるという記事がみられるので、選定の際は注意が必要です。(軽く見てみたら大体対応してそうでしたので杞憂かもしれません)


実際の接続の設定ですが、そこまで難しいものではありません。

Cisco Catalyst2960側設定

(config)# interface <インターフェイス名>
(config-if)# switchport trunk allowed vlan <VLAN ID> 複数の場合はカンマ区切り
(config-if)# switchport mode trunk

※この時に、spanning-treeの設定が入っているとうまくいかないことがあります。


Netgear JGS524側設定







Netgear側は、GUIで設定することになります。
VLANタブから802.1Qを指定して、拡張802.1Qを有効にしてから設定をします。
PVIDは、優先VLAN IDのようなものですが、割合っている状態でポートの設定を変えようとすると、エラーが出ます、

上記までは、他のサイトにも記載があるので、問題ないかと思っていたら、上記設定でうまくいかない状況に陥りました。
Cisco VLANがrunning-configに表示されないということで、VLAN IDの定義をさぼっていたため通信ができないという、ありがちだけど忘れやすい原因でした。
https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/docs/lan-switching/vtp/98155-tshoot-vlan.html#topic2

対処としては、# show interface trunkコマンドでポートにvlanが設定されているかを確認して、定義されてなければ、

(config)# vlan 10

という感じでvlanを定義すればよいです。



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