PostgreSQLのデータベースをAccessから参照する | ライタス株式会社
既存のCMSで展開しているデータベースから、データを取ってきて加工して、お客様へ提出したいという話があり、相談に乗っておりました。 最終的にはExcelで提出したいということだったのですが、PostgreSQLからデータを取り出すところから苦戦されていたので、以下のような方法でやってみました。 1. 運用中のPostgreSQLからデータダンプを取得 2. 作業用PCにPostgreSQLをインストール 3. データダンプを作業用PCにインポート 4. 作業用PCにPostgreSQLのODBCドライバをインストール 5. Accessからデータベース・リンクを設定する 運用中のデータベースは、外からアクセスできないので、このような方法でやってみましたが、1点だけハマリポイントがあったので書き下します。 今回のOfficeは32ビット版がインストールされていたのですが、64ビットのODBCドライバからアクセスしようとすると failed: [Microsoft][ODBC Driver Manager] 指定された DSN には、ドライバーとアプリケーションとのアーキテクチャの不一致が含まれています というエラーが出ます。 エラーの内容が意味不明で、一瞬戸惑いましたが、この場合、ODBCドライバーを32ビットにすればOKです。 インストールの方法は、 PostgreSQLのODBCドライバーを ダウンロード (記事記載時点でpsqlodbc_09_05_0400.zip)して、 http://www.postgresql.org/ftp/odbc/versions/msi/ インストールします。 32ビット版のODBCドライバを設定するには、 C:\Windows\SysWOW64\odbcad32.exe からODBCデータソースアドミニストレーターを起動します。 コントロールパネルから起動すると、64ビットのドライバーしか設定できないので、要注意です。 こちらの画面から、ドライバーを追加して、データベースへの設定をすれば接続できるようになります。