AzureのApp ServiceでPHPを動かす | ライタス株式会社

は、パブリッククラウドとしては、異色な部類になるのではないかと個人的に思っております。

今回はMicrosoft AzureでPHPサーバーをApp Serviceで作ってみたいと思います。
アカウント等の作成は事前に済んでいる状態を想定して、手順を追ってみたいと思います。
なお、Azureの画面は、時々変更されるようなので、この通りの画面ではない可能性があります。
本記事記載時点の情報ですので、ご了承ください。

Azure App Serviceをデプロイする


Azureのポータルから[App Service]を選びます。


App Serviceの欄で追加をクリックします。



アプリ名を指定して、リソースグループを追加します。(すでにあるリソースグループに追加する場合は、それを選択します)
また、この時にプランを選びます。


プランはデフォルトでPremiumになっていますので、注意が必要です。
価格表は、以下でも確認できますが、必要に応じて、プランを選択します。
https://azure.microsoft.com/en-gb/pricing/details/app-service/


価格レベルの欄をクリックすると、プランの一覧が出てきます。



すべてを表示をクリックすれば、デフォルトで表示されている以外の料金プランが表示されます。


あとは、App Serviceプランの名前をわかりやすく付けておき、プランを確定させます。
アプリ名を入力すれば、インスタンスをデプロイできる状態になります。


FTPで接続する


FTPでファイルをアップロードできるようにするところまでのやり方です。
といっても、そこまで複雑ではありません。
デプロイできたら、App Serviceに作成された項目ができていると思います。



FTP/デプロイメントユーザーを最初は作成します。
設定をクリックし、設定項目の中から、[デプロイ資格情報]をクリックすると、ユーザーを作成する画面が出てきますので、そちらでユーザーを定義します。


作成したユーザーとFTPホスト名が記載されていると思いますので、そちらを使って、アクセスします。
Azureでは、TLS接続を要求するようなので、FilezillaなどのFTPツールを使ってアクセスすることをオススメします。


まとめ

Azureで環境をセッティングするまでの方法をご紹介しました。
とっつきにくい画面に面食らうことは多々ありますが、思ったより簡単に環境を作ることが出来ました。
ドメインが不要なテストサイトであれば、この方法だけで良いと思いますし、ドメインが必要であれば、有償プランを選択して、DNSの設定をするだけなので、非常にお手軽ですね。
PHPのバージョン等の縛りも調整できるのですが、これは別の機会に説明できればと思います。




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