いまこそBCPの再確認、見直しを | ライタス株式会社
先の台風21号ならびに、北海道胆振東部地震にご被災されました方には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い再建をお祈り致します。 今回のような災害においては、いかに準備が大事かということを、改めて思い知らされたところではありますが、我々ITインフラを支える者としては、いかなる状況におかれても、 システムを止めない、 あるいは、止めるとしても安全に止めるということ、 あるいは、破壊されたとしても速やかに正常な状態に復旧させること を意識して仕事をしています。 もちろん、システムだけではないですが、復旧させた後、正しく稼働をできる状況にすることも大事です。 経営に取り組んでおられる方は、自社の事業をいかに継続させるか、社員の生活をどのように守るか、腐心しているかと思いますが、 弊社では、BCP(事業継続計画)を予め策定されることをお勧めしています。 あらゆる事業が展開される中で、BCPが適切に運用できるか、役員・社員に浸透しているかを確認することは、手間であるがゆえに放置されがちです。 いざというときに、代表がケガなどで指揮が取れない場合などが発生した時に、会社を守り切れるかという現実に発生しうる問題については記載されていると思いますが、システム管理者が個人に依存している環境下で、システム管理者が行動不能になった場合まで、記載されているケースは、少ないかと思います。 弊社では、 「BCPはとりあえず策定したけど、そのあと何もしていないが、時間がないので放置している」 「新たなシステムを維持するのに、適正な体制が取れているのか不安」 「BCPってよく聞くけど、どのように策定したらよいかわからない」 といったお悩みに、ITインフラの立場を超えてご相談に応じています。 災害が発生してしまったから、見直すというわけではありませんが、意識が高いこの時期に、今一度、社内の体制について見直してみてはいかがでしょうか。