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LTE対応のWifiルーター NEC Aterm HT100LNで激安インターネット環境を試す | ライタス株式会社

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代表の箕谷です。 「とある事情により、インターネットを引いていないお宅で、とにかく遅くてもいいからインターネットが使いたい。しかもとにかく安く。」 というお題を頂戴しましたので、それに対するアンサーを考えてみました。 インターネット接続の手法を検討する インターネットに接続する方法としては、基本的にはフレッツを契約するか、CATVなどのインターネット提供会社との契約をして、工事を行うという選択肢になりますが、最近はSIMフリー化が進み、またMVNOやeSIMの登場により、携帯電話網がより身近に、より安くに導入することができるようになったので、この辺の調査がてら、どのような選択肢があるのかを検討しました。 とにかく遅くてもよいという要件は、IoT向けSIMが適用できそうです 神プラン 298円(税込み 328円)を選択しました。 SIMが使えるWifiルーターを探す SIMを使ってYAMAHA RTXシリーズのWAN側を提供する事例があったのを思い出したので、これにWifi APを付けるという手を最初考えていましたが、どう考えてもRTXシリーズは高くなりすぎるので、却下しました。 https://network.yamaha.com/setting/router_firewall/internet/internet_connect/mobile 翻って、SIMが使えるルーターを探してみることにすると、IO-DATAとNEC、もう1社提供していることが分かったので、比較してみることにしました。 結果、NEC Aterm HT100LNを使ってみることにしました。 設定と速度計測 まずは、定番の開封の儀です。 ロケットモバイルからは、申込から1日でSIMが届きました。 Aterm HL100LN の外装はこんな感じ。 内容物はこんな感じ。 ちゃんとnano SIMの刺さるところがあります。 説明書に書いてある通り、SIMの欠けている方を奥側に、金属側を基盤側に向いていることを確認して、挿入します。 ノートPCから、Wifi経由でルーターの管理画面を開くと、初回ウィザードとして、管理パスワードを設定を促されるので登録します。 その後、SIMカードを検知したのか、APNの接続先設定が表示されました。 今回は、ロケットモバイルなので、リストに存在していません。 よって、手動設定

TensorFlowを活用した機械学習の可能性

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  こんにちは、今回の記事では TensorFlow がどのようなものか、実際に実装してみての感想、メリットとデメリットについて紹介していこうと思います。 TensorFlow って何? TensorFlow( テンソルフロー ) は、 Google が開発したオープンソースの機械学習ライブラリであり、 Python 、 C++ 、 Java などのプログラミング言語で使用できます。様々な機械学習の実装のために必要なツールが組み込まれており、簡単に機械学習やニューロンネットワークなどを実装できます。 導入している企業   TensorFlow は実際に多くの企業が導入しています。以下が導入している企業例です。 l    Coca-Cola  長年の課題であるモバイルでの購入証明機能の実現 l    Spotify TFX を使用したユーザー向けの情報をカスタマイズ l    PayPal          最先端の不正検出を実現 l    Twitter ツイートのランク付け     この他にも様々な企業が導入しています。詳しくは以下のサイトで確認してみてください。               TensorFlow を選ぶ理由        https://www.tensorflow.org/about/case-studies?hl=ja   実際に使用してみた  今回は「はやたす / Python チャンネル」の「たったこれだけ?!ゼロから作る画像認識 AI アプリ」を参考に TensorFolw と Gradio を使用して Google Colaboratory で簡単なアプリを作成しました。詳しくは以下の URL から動画を見てください。 「たったこれだけ?!ゼロから作る画像認識 AI アプリ」 https://youtu.be/I-JtV2CNWlM   動画内で使用するコード記載サイト「初心者のための TensorFlow2.0 入門」 https://www.tensorflow.org/tutorials/quickstart/beginner?hl=ja   作成したアプリ  実際に作成し、機械学習の知識や高度なプログラミングスキルがなくとも簡単にできると感じました。本来はニ

GPT-4のbingでの使い方と機能の紹介 | ライタス株式会社

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  こんにちは。今回は GPT-4 が bing で使えるのでその使い方や機能を紹介したいと思います。   GPT-4 とは?   GPT-4 とは、オープン AI が開発した自然言語処理のモデルです。これは、 GPT-3 の後継であり、約 1.6 兆個のパラメーターを持ち、様々なタスクに対応できる汎用的なモデルです。 GPT-4 は、文章生成や要約、質問応答、対話などのタスクにおいて、高い性能を示しています。 使い方 実は GPT-4 は新しい bing でマイクロソフトがカスタマイズしたものを使うことができます。その使い方を説明していこうと思います。 1.         Windows をお使いの方は edge を開いていただくと右上の方に画像のようなマークがあります。 2.         次のような画面が表示されるので下の入力欄で聞きたいことを入力するだけです。 3.         windows 以外の方は bing のサイトで左上にある「チャット」をクリックしていただくと使うことができます。    注意事項として、 1 チャット 6 回、 1 日チャットが上限ですので、 ChatGPT をうまく併用して使うことをおすすめします。 できること  この bing ではチャットで検索や質問をするだけではなく、「作成」の欄でメールやブログの分などある程度指定して書いてもらうことができます。また、文章の長さも指定できるので用途に合わせた文章を書いてもらうことができます。 まとめ  今回は GPT-4 を体験できる bing の使い方について解説しました。チャット形式で質問や検索だけではなく、メールやブログなどの幅広い種類の文章を書いてもらうことができるのでぜひ、使ってみてください。

今話題のChatGPTをお試ししました! | ライタス株式会社

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 こんにちは。この記事では ChatGPT について紹介したいと思います。まずは、下の内容を読んでみてください。 「私は ChatGPT という人工知能のモデルで、 OpenAI 社によって開発された GPT-3.5 アーキテクチャを使用しています。 私の目的は、人間のように自然な文章を生成したり、質問に答えたりすることです。訓練には、様々な言語で書かれた数億の文章が使用されており、その中から文法や語彙を学習しています。 初心者の方が私を利用する際には、以下のポイントに注意していただけると良いでしょう。 質問や文章の明確化 私はあくまで機械であり、人間のように質問の意図を読み取ることはできません。そのため、質問や文章をできるだけ明確に伝えることが重要です。具体的な情報を提供することで、より正確な回答や文章を生成できます。 文法の確認 私は訓練された文法に基づいて文章を生成しますが、時には文法の間違いによって不適切な回答や文章を生成することがあります。質問や文章を作成する際には、文法に注意することが大切です。 多様なトピックに対応 私は様々なトピックにアクセスできますが、その情報が必ずしも正確であるとは限りません。必要に応じて、情報源を確認するなど、適切な判断をすることが重要です。 私は学習します 私は常に学習しており、新しい情報を吸収しています。そのため、私が生成する回答や文章は、時には不正確であることがあります。しかし、フィードバックを受け取り、学習を続けることで、より正確な回答や文章を生成できるようになっていきます。 以上が、私についての初心者向けの説明になります。私を利用する際には、上記のポイントを覚えていただけると、より正確な回答や文章を生成することができます。」 どうでしたか?この内容は ChatGPT に書いてもらったものです。 違和感なく、とてもクオリティが高い内容だと思います。他にも、表やメールの内容など様々なものを書いてくれます。 今回は ChatGPT について軽く紹介をしました。様々なことができるのでぜひ遊んでみてください。 ChatGPT: Introducing ChatGPT (openai.com)   詳しいはじめ方はこちらのサイ

YubikeyでMFA認証を簡単に実現 | ライタス株式会社

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 Yubikeyをお試ししています。 Yubikeyとは、FIDO2という認証方式に対応した物理セキュリティキーデバイスのことです。 Amazonでも買えるので、お値段次第ではありますが、比較的気軽に導入できます。 Yubico セキュリティキー YubiKey 5 NFC FIDO2に対応しているサービスであれば、問題なく使用できると思います。 私は、まずは、GoogleログインとAWSのログインに登録してみました。 MS365も対応できるのですが、Azure Active Directoryの設定で、FIDO2デバイスの許可をONにしないと使えませんでした。 英語ですが、Youtubeに手順を解説している動画がありましたので、必要がある方はこちらを見たら早いと思います。 https://www.youtube.com/watch?v=m9nslljiFas 簡単に手順を書いておくと、 1.Azure Active Directoryの画面を開く 2.[保護とセキュリティ保護]の項目の下に、[認証方法]というメニューがあるので開く 3.[ポリシー]メニューの[FIDO2セキュリティキー]という項目を開く 4.[有効化およびターゲット]のところを有効にすればOKで、対象を個別のユーザーかすべてのユーザーを選択すればよいです。 簡単ですが、Yubikeyでの認証は、携帯電話での認証や、SMS認証より手軽なので、ストレスから解放されそうです。

Qrio Lock使用感レビュー | ライタス株式会社

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こんにちは。ライタス株式会社の岡田です。 11月下旬にスマートロックで有名なキュリオロック(Qrio lock Q-SL2)を買ってもらっていて、 約1か月使用したので、レビューをブログに残したいと思います。   結果としては、評判通り便利で買ってよかったと思える製品です。 以前は、急いでいるときの物理カギでの施錠・解錠の動作がなかなかストレスでしたが、 キュリオロックの特徴であるオートロック・ハンズフリー解錠機能によりそれがなくなりました。 また、別途バッテリーや充電器の購入が不要で、 電池交換も取り付けたまま上部から簡単に交換できるのでありがたいです。 キュリオロックの費用対効果は、以下のようになります。 使用期間10年で試算(10年間=3,650日) 本体価格:25,300円 25,300円 ÷ 3,650日 = 6.9円 1回の使用で、6.9円(小数点第一を四捨五入) できることとしては、 ①スマホアプリで施錠・解錠②オートロック③ハンズフリー解錠とシンプルですが、 毎日のちょっとした便利に対する対価としては、十分に価値があると思います。 反応が遅い・動作しないといった口コミも読みましたが、 今のところオートロックも動作し、ハンズフリー解錠も問題ありません。 iPhone、Apple Watchどちらからも動作良好です。 以下は開封・取り付けです。 【キュリオロック】付属品は充実しています。 ・本体 ・電池(CR123A)×2本 ・サタムーンホルダー(S/M/L) ・高さ調節プレート(大/小) ・固定用ネジ ・本機用両面テープ ・開閉センサー ・開閉センサー用の両面テープ ・取扱説明書、スタートガイト 【キュリオハブ】 ・本体 ・リファレンスガイド 【取り付け】 スタートガイドを読んで進めていきます。 玄関ドアのサタムーンに合うよう今回はつまみホルダーSサイズを使用しました。 つまみホルダーを取り付けた本体をドアに仮あてし、つまみが空回りしないか、ひっかかりなく回せるか確認します。 次に電源を入れるのですが、電池を入れるだけでOKです。 2本目を入れてすぐに電源が入るようなので、LEDが赤→青の順に点灯し、確認音が1回鳴るまでは一瞬でした。 電源を入れた後は、本体に両面テープをつけドアに本体を張り付けます。 開閉センサーもドア枠に張り付けて設置完了です。 今

オープンデータの人口情報をPowerBIに地図に表現するまで | ライタス株式会社

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代表の箕谷です。 成り行きでオープンデータに関する会合や、イベントに一時参加することが多かった時期がありますが、最近ご無沙汰している感じでちょっと浦島太郎です。 弊社は八王子市に本店がありますので、八王子市の人口データを地図にプロットしてみようというお題です。その時の記録を以下に残してみようと思います。 第1章 作業方針を検討する まずは、お題目からどのような方法で解決できるかを検討します。 今回は「八王子市の地区別人口分布をPowerBIで表現する」をゴールにしようと思います。 PowerBIの概要等は、本記事では割愛しまして、データをどのように取り込めるのか、地図上にマッピングするためにどのような作業が必要なのかというところから紹介します。 作業方針としては、以下のようになるかなと思います。 地区別人口データの収集 PowerBIで取り込めるデータへの整形 地図マッピングに必要な緯度経度情報の収集 PowerBIへの取り込みとデータリンク付け ダッシュボード完成 第2章 データソースの収集 第1節 データのあるところを探す まずはデータがないと始まりませんが、人口データが公開されている場所を調べます。 一般的には総務省統計局から取得することになると思うのですが、推計値や都道府県レベルのデータになってしまうので、ちょっと扱いにくいです。 https://www.stat.go.jp/data/jinsui/ 八王子市では、オープンデータを公開していて、町丁別世帯数及び人口が公開されていますが、各区画の人数で合算されているので、いまいち使いにくいです。 https://www.city.hachioji.tokyo.jp/hachiouji/jinko/004/index.html 年齢別データも公開されているので、こちらからGETしてくることにします。 https://www.city.hachioji.tokyo.jp/hachiouji/jinko/003/p030701.html ここからデータを取得します。 今回は完全自動化は目指していませんので、とりあえず最新のExcel ファイルをGETしてくることにします。 第2節 データを使いやすい形に変換する とってきたExcelになっているので