DルートヒントのIP更新 Windows DNS編 | ライタス株式会社

たまには時事ネタで攻めたいと思い、記事にしてみました。


2013/1/3よりDルートヒントのIPアドレスが変更になりました。
http://jprs.jp/tech/notice/2013-01-07-d-root-ip-address-change.html


ルートヒントってなんだろう? とおもわれる方は、おそらくDNSの仕組みを御覧ください。

http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/dns01/dns01.html


簡単に言うと、DNSの親分みたいなサーバーでしょうか。
13箇所のサーバーがあるので、どれかがアクセスできていなくても、
すぐには問題になりませんが、できるだけちゃんとしたサーバーに設定しておいたほうが良いでしょう。
(アクセスできなければ、違うサーバーに聞きに行くので、13箇所全部がダメにならない限り大丈夫なはずですが、ルートヒントで解決できなければ、当然ページが見えない現象が発生する可能性があります)



さて、更新の仕方ですが、意外と簡単。DNSの画面を開いて、DNSサーバーのプロパティを開きます。



ルートヒントのタブを開いて、d.root-servers.net.を選択して、編集ボタンを押すと、IPアドレスが編集できる画面に遷移します。




遷移したら、解決ボタンを押すと、下のIPアドレスが、自動で新しいIPアドレスにすげ替わります。





ちなみに、過去にも、l.rootも2007/11/1に変更になったことがあり、
こちらも、更新する際は確認してみたほうがいいかもしれません。

私が管理している環境では、Windows Server 2008(無印)のDNSのl.rootのIPアドレスが古いままでした。
さすがに、Windows Server 2008 R2では、ちゃんとしたIPでしたが・・・ちょっとショックでした。。。



本記事は、弊社代表のブログ記事なんでもIT屋の宿命からの記事を加筆修正したものです。

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