長期休暇前のセキュリティ点検項目 | ライタス株式会社

もうそろそろゴールデンウィークですね。

長期休暇は、セキュリティ的に弱くなるタイミングでもあります。
オフィスのセキュリティ点検を行うチャンスですので、情報システム部門の方も、そうでない方も、是非それぞれの職場のセキュリティ点検を行ってみてください。


連絡網の管理

意外と忘れがちな、休暇中の緊急連絡先の台帳チェックです。
あまり使う機会はない上、個人情報的な部分で神経を使いますので、作っていないという職場も結構あると思いますが、
長期休暇前には、最低限、職場の長の方は、メンバーの連絡先を交換しておくことをおすすめしています。
プライベートと仕事を分けたいという個人の意思は尊重すべきとは思いますが、何らかの形で連絡を取れるようにしておくと、何かあった時に助けに入れることもあるでしょう。

オフィスの鍵の管理

長期休暇は、オフィスも不在になることが予想されます。
また、休暇中に出社される方もいらっしゃると思いますが、鍵の管理について、慣れない運用のため、紛失してしまうということが、たまにあるそうです。
また、空き巣被害を防止するためにも、物理的なセキュリティには配慮しておきたいところです。

セキュリティアップデート

情報セキュリティ的な面から言えることは、セキュリティアップデートを休暇の前後には行っておきたいです。
今のところ、Windowsでは4月の月例パッチ以降のパッチは大きなものが発表されていないので、早めに適用してしまいたいですね。
また、休暇後には、緊急パッチがリリースされている可能性もありますので、忘れずに適用してきっちり防御されるのが良いかと思います。

また、ウィルス対策ソフトのアップデートも同様です。こちらは基本的には自動適用されると思いますので、設定の確認ぐらいしておく感じで良いかと思います。


標的型メールに注意

セキュリティ界では、くどいほど言われていることですが、標的型メールが増えています。
休暇後は、気が抜けていることや、たくさんのメールが溜まっていることから、急いで処理することがあると思いますので、油断して引っかからないように注意したいです。


参考:複合機からの自動送信を装ったメールに注意


いろいろ書きましたが、普段から注意しておけば問題ないことばかりです。
休暇後も気持よくいられるよう、ご配慮いただければと思います。

過去の記事:長期休暇前の情報セキュリティ対策もよろしければ、ご参照ください。


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